電車の場合
「電車通勤=満員で大変」というイメージが強いせいかマイナス面ばかりを思い浮かべる人もいますが、実はそれだけではありません。電車だからこそプラスになることもあるのです。ここでは電車通勤のメリット・デメリットを詳しく紹介します。
時間を有効に使える
電車通勤のメリットは移動時間を有効に使えることでしょう。ただ乗車しているだけだと単なる移動時間として終わってしまいますが、勉強時間として活用したり、読書など趣味に費やしたりなど使い方によっては有意義に過ごすことができます。ただし、満員の場合など身動きができないため本やテキストを開くのが難しい時もあるでしょう。その場合に便利なのがラジオです。新聞やスマホの代わりにニュースをチェックしたり、語学の勉強を兼ねて英語のニュースチャンネルを聴くのはどうでしょうか。ラジオ番組は色々ありますが、当サイトがおすすめするのは「NHKラジオ らじる」と「VOA LEARNING ENGLISH」です。
「NHKラジオ らじる」
ラジオ第1・ラジオ第2・NHK-FM放送の音声と番組情報を、インターネットで提供するサービスです。日本国内であればインターネットの接続状況が悪くない限り、どこからでも聴くことができます。
聴き逃しサービスもありリアルタイムでは無理だった番組も通勤時間を利用して聴くことができます。
「VOA LEARNING ENGLISH」
アメリカの国営放送局のニュースサイトで、CNNなどとは違い英語を学習中の人を対象としているため、ネイティブ向けの難しい英単語や熟語を避け、平易な文章なのが特徴です。読み上げられているニュースを聴くことによってリスニング対策にもなります。
語学勉強を兼ねて英語でニュースを聴きたい人、英語を母国語としない人向けの英語学習ニュースサイトです。
渋滞に困ることがない
渋滞がないのも電車通勤のよい点でしょう。電車の発車時刻はしっかりスケジュールが立てられているため、突発的な事故などがない限り遅延することはほとんどありません。発車時刻に合わせて家を出る時間を決められるため、タイムスケジュールが立てやすいというメリットもあります。
ただし、交通網が発達しているエリアなら電車の本数も多いためそれほど心配はありませんが、本数が限られているエリアだと乗車のタイミングが限られてしまいますし、平日と土日・祝日では発車時刻が変わる場合もあります。それらを踏まえながら余裕を持って通勤できるように時刻表から判断することが必要です。
自分の意識次第で変わる
電車通勤で大きな負担となるのが満員状態で長時間揺られていることでしょう。しかし、時間帯をずらせば満員状態を避けることができますし、時間の使い方を変えるだけで有意義に過ごせるためそこまで悲観的になる必要はありません。自分の意識次第でメリットにもデメリットにもなり得るのです。
通勤の見直しを考えている人へ
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通勤手当について
通勤の際にかかる費用をサポートする通勤手当は多くの職場で支給しています。ただし、法律で定められているわけではなく金額も雇用主が決定するため、職場によって支給の有無が異なり、金額にも差があります。
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通勤しやすい職場に転職するのもあり
通勤時間をつらく感じている人は多い
長時間の通勤に苦痛を感じているなら我慢する必要はありません。通勤時間が長過ぎることを理由に転職する人もたくさんいます。転職エージェントを利用すれば車通勤可能な職場を効率よく探せます。
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海外と日本の通勤時間の差
日本の平均通勤時間は片道39分で、世界で最も長い韓国の片道74分よりもはるかに短いです。しかし、東京や大阪などの都市部は交通網が発達し乗り換えも多いため、これよりも長くなる場合があります。