車の場合
周りを気にせずリラックスして通勤したいならプライベートを確保しやすい車通勤がおすすめです。車内には自分1人しかいないため好きな音楽を自由にかけることができますし、寄り道も気兼ねなくできるなどメリットが満載です。
大きな魅力は時間を気にしなくてもいいこと
もちろん始業時間に合わせて家を出る時間は意識しなければなりませんが、電車通勤のように発車時刻を気にしながら行動する必要はありません。電車通勤の場合は1分や2分でも遅れてしまうと次の電車を待たなければならないため発車時刻に間に合うように時間を計算して行動しなければなりませんが、車の場合は余裕を持って行動すれば時間を気にせず自分のペースで行動できます。
自分の時間が作れる
交通ルールをきちんと守っていれば車内でどのように過ごしても構いません。好きな音楽をかけてリフレッシュするのも良いでしょう。移動時間を有効に活用したいなら話題の音声メディアがおすすめです。通勤時間を楽しく過ごすためのアプリを紹介します。
「Voicy」
日本発の音声配信メディアで、いわゆるラジオのようなものです。ラジオと違うのはタイムスケジュールが決められているわけではなく時間や場所を問わずいつでも番組を聴くことができる点です。インフルエンサーや新聞社なども参入しており、欲しい情報を移動しながらインプットすることができます。
「Voicy」は、厳選されたパーソナリティによるラジオ配信が聴ける音声メディアで、スマホひとつで有益な情報が得られるとして人気が高まっています。
「Audible」
本を朗読してくれるアプリです。運転中は本を読むことができませんが、Audibleを利用すれば手ぶらで本を読むことが可能です。
大衆文学や純文学、洋書などジャンルを問わず40万冊以上のコンテンツが登録されていて、新しい読書の形として人気が高まっています。
天候に左右されにくい
大雨や台風などの場合の徒歩通勤は難しく、電車も遅延してしまうことがありますが、車は天候に左右されにくいため悪天候でも通常通りに通勤できます。
気軽に寄り道ができる
時間に余裕を持って行動していれば、「お腹が空いたから出勤前にコンビニに寄ろう」「隙間時間ができたから帰宅途中にある公園によってリフレッシュしよう」といったことも可能です。多くの選択肢が持てるのが車通勤の強みでもあります。
デメリットもある
天候に左右されず自分のペースで行動できる車通勤のメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。
車通勤の最大のデメリットは「お金がかかる」ということでしょう。ガソリン代やメンテナンス費用、駐車場代など車の維持にはコストがかかり、電車などの公共交通機関に比べるとどうしても割高になってしまいます。
また、運転には神経を使います。交通量の多い場所や細い道はいつも以上に注意しなければなりませんし、仕事で疲れた後に長時間運転するのは大変です。それに、天候に左右されにくいとはいえ、雨や雪の時は路面がスリップしやすく、季節によっては凍結することもあります。どんなに便利でも事故につながるリスクがあることを忘れてはいけません。
通勤の見直しを考えている人へ
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意外にストレスになりやすい「通勤問題」
通勤手当について
通勤の際にかかる費用をサポートする通勤手当は多くの職場で支給しています。ただし、法律で定められているわけではなく金額も雇用主が決定するため、職場によって支給の有無が異なり、金額にも差があります。
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通勤しやすい職場に転職するのもあり
通勤時間をつらく感じている人は多い
長時間の通勤に苦痛を感じているなら我慢する必要はありません。通勤時間が長過ぎることを理由に転職する人もたくさんいます。転職エージェントを利用すれば車通勤可能な職場を効率よく探せます。
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意外にストレスになりやすい「通勤問題」
海外と日本の通勤時間の差
日本の平均通勤時間は片道39分で、世界で最も長い韓国の片道74分よりもはるかに短いです。しかし、東京や大阪などの都市部は交通網が発達し乗り換えも多いため、これよりも長くなる場合があります。